~Hotaruのはじまり~

甘夏マーマレード『Hotaru』は当法人の施設利用者さんの仕事の確保と工賃の向上を目指して2021年にスタートいたしました。

利用者さん達が手間暇をかけて作り上げた自信作です。

気に入っていただけると嬉しいです。

社会福祉法人ウィンクルは障がい者の自立を支援するために、2004年から活動しております。

施設では知的障害、精神障害、身体障害の三障害を受け入れており、いろいろな利用者さんがいます。

一般企業の障がい者枠への就労を目指す方、自立して生活をできるように訓練している方、生活リズムを整えるために毎日通えるように努力する方など、目的は様々ですが皆さん一生懸命に日々の作業に取り組んでいます。

利用者さんの工賃(給料)は施設の活動による収益で支払う決まりになっています。

当法人には専門技術や設備がありませんので、除草作業や内職作業が活動の中心です。

しかし、除草作業には取引施設との契約があり、大幅な増収は見込めません。

内職作業は下請けの下請けの下請け…、のような状態ですので、費用対効果はよくありません。また、景気や世の中の動向に左右されやすく、お仕事が全くないような時期もあります。

利用者さんの仕事の確保と収益拡大が設立当初からの課題となっています。

 

当法人のB型事業所『あるば』の利用者さんの工賃は時給150円で、月給の平均は15000円ほどになります。

これでも千葉県内の同様の施設の中では平均より少し上の位置づけです。

障がい者の自立には険しい道のりがあります。

こうした状況を打開するために、自前の事業として食品製造業をスタートすることに致しました。

Hotaruはその第一弾となります。

Hotaruの売り上げで得られた収益は利用者さん達の工賃向上に使わせていただきます。

皆様のご支援・ご協力を障がい者支援に繋げさせていただきたいと考えております。

愛称の『Hotaru』は当法人の施設である地域活動支援センター『ほくと』と就労継続B型事業所『あるば』から名付けました。

HOKUTOの“Ho”と、ARUBAの“aru”です。

皆様に覚えていただけると嬉しいです。